Miles DAVIS "Merci Miles! Live At Vienne" -2LP-

Miles DAVIS
"Merci Miles! Live At Vienne" -2LP-

Miles DAVIS
TITLE :Merci Miles! Live At Vienne
LABEL :Rhino　(UK)
GENRE :[JAZZ/FUNK]

Miles Davis最晩年となる1991年7月1日の未発表ライヴアルバム「Merci Miles! Live At Vienne」が遂に音源化！名カヴァー「Human Nature」「Time After Time」や盟友 Princeが手掛けた「Penetration」「Jailbait」を含む全8曲を収録。若かりし Kenny Garrett、 Richard Pattersonらを率いた圧巻のライブ演奏！マイルス信者～ブラック・ミュージック好きの方は是非聞いてみてください。
1991年7月1日フランスで開催された〈ヴィエンヌ・ジャズ・フェスティヴァル〉に出演したマイルス・デイヴィス・グループ。ケニー・ギャレット (as)、デロン・ジョンソン (key) 、ジョセフ ”フォーリー” マクレアリー (b)、リチャード・パターソン (b)、リック・ウェルマン (ds) といったイキのいい若手を引き連れ、まさにジャズのレガシーが次世代へと受け継がれようとする暁のファイナルセクステット。残念ながら同年9月28日、サンタモニカで息を引き取ることとになるマイルスにとって、このパフォーマンスは最晩年のものの一つとなった。その時の貴重な未発表ライヴ音源が、黒人音楽月間 (Black Music Month) セレブレーションの一環として、今回ライノレコード (Rhino Records) より正式にリリースされることとなった。

過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルを取り込んだアグレッシヴな音楽活動を展開していたジャズ界における最重要人物、マイルス・デイヴィス。実験性だけに終わらない熟成感のある凄みに満ちたパフォーマンスを凝縮したこの未発表ライヴアルバム『Merci Miles! Live At Vienne』には、「Penetration」「Jailbait」という2曲が収録されている。この2曲は、マイルスと互いに敬愛しあい、友情で結ばれていたプリンスの手によって書かれた楽曲だ (元々はプリンスの覆面バンド、マッドハウスのアルバム用に作曲されるもお蔵入りになっていた)。ブルーノ・ティリーがアートデザインを担当した2枚組アナログ盤。音楽ジャーナリストでプロデューサーでもあるアシュリー・カーンによるライナーノーツも掲載されている。

世界で最も祝福されたトランぺッターは、過去50年間にわたり彼自身の音楽的進化を遂げてきたのみならず、彼を取り巻く世界にも進化をもたらした存在だと言えるだろう。それまで約30年間所属してきたコロムビアレコードを離れ、1985年にワーナーブラザーズに移籍し、過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルを取り込んだアグレッシヴな音楽活動を展開していった。ジャズというスタイルを、クラシック、R&B、ロック、ファンクといった多彩なジャンルと融合させながら生み出したハイブリッドなスタイル/サウンドは、以降のジャズの可能性を押し広げただけでなく、ポピュラー音楽の新たな流れをも築いていく。マイルスこそが、真の「伝説」であり「帝王」である証明だと言えるだろう。

SIDE- 1
1. "Hannibal" (15:58)
2. "Jailbait" (5:58)

SIDE- 2
1. "Time After Time" (10:18)
2. "Wrinkle" (8:37)

SIDE- 3
1. "Human Nature" (18:15)

SIDE- 4
1. "Penetration" (9:04)
2. "Amandla" (6:11)
3. "Finale" (Band Only) (6:10)

FORMAT : 2LP
CATNO. : 603497844623
RELEASE : 2021/06
DATE : 2021/07/28